毎日使うご飯茶碗、お気に入りのひとつを選びたい

 

茶碗の大きさってどれくらいがいいの？

日本人にとって、きってもきれないごはん。皆さんは毎日どれくらいの量を食べていますか？

 

私たちは通常飯碗（めしわん）と呼びますが、あまり一般的ではないのでここでは茶碗でいきます。

茶碗の大きさには呼び方があり、大きいほうから毛料（もうりょう）、大平(おおひら)、中平（ちゅうひら）、小平（こひら）、孫平（まごひら）とあります。

ふつう一般的に使われる大きさが中平、少し大きめでないと物足りない！という方は大平。小平、孫平は少食の方や小さいお子様用になります。毛料はお茶づけ用として、または育ち盛りの中高生向けといったところでしょうか。

 

糖質ダイエットなど健康志向の影響もあり、昔ほど大きめの茶碗は売れなくなってきました。

ちなみに、中平にごはんを軽く盛った場合約１５０ｇくらいです。適量は人それぞれですので、ご自身の体と相談しながら選んでみてください。

 

 

手触り・色・形

大きさ以外は好みの問題になってくるかとは思いますが、まずは磁器か陶器か。

磁器は硬いガラス質で、素地が白いのが特徴です。ツルツルとした触り心地で、いわゆる一般的な瀬戸物です。

陶器に比べて種類も豊富なため、色・柄・形など、自分好みの一品を探す楽しみがあります。白磁を生かした色鮮やかな物も多いです。また磁器の場合電子レンジ使用可能な製品が多いので、冷めてしまったごはんの温めも簡単です。

 

陶器は、その暖かみのある風合いや素朴な手触りなどが魅力です。

個人的には、陶器の器とごはんとの相性は数多くの料理の中でもピカ一ではないかと思っています。炊き立ての、熱々の白いごはんを少し大きめの陶器の茶碗に盛り、できればごはんそのものの味を引き立ててくれるようなシンプルなおかずで頂く。

先に「体と相談して」なんて言ったことを忘れてしまいそうですね。

 

そして柄や形、特に形はこれまで使ってきた物とは違う物をチョイスすると変化があって楽しいです。例えば今まで平べったい普通のタイプの茶碗であったならば、今度は少し高さがあるものに変えてみる。

もしかしたら色や柄の違い以上に気分が上がるかもしれません。

 

 

当店のおすすめ

スタンダードな中平を中心に、有田焼・美濃焼、色・柄、価格帯も幅広く取り扱っております。

業務用、または多人数のお客様用に百円台からの品物もご用意しています。

まとまった数を準備しておきたい方は是非。

 

 

今おすすめなのが有田焼の軽い中平。とにかく軽いです。店頭で手に取られたお客様もほぼ例外なく「うわっ、軽っ！」とおっしゃるほどです。

 

 

毛料からはこちらも同じく有田焼で、一つ一つ手描きで達磨を描いた品になります。一度お買い求めいただいたお客様が、割ってしまったけど同じものが欲しいとまたお見えになるほど、根強い人気と言いますか飽きが来ない品と言えると思います。

 

 

多くの方が毎日、ひょっとすると毎食顔を合わせる茶碗。さらに必ず手に持って使う物なので、使い込むほどに愛着がわいてくると思います。

長く付き合っていけそうな、お気に入りの一品を見つけてください。